安全対策実施

お客さま(テナント・利用者)の安全性の向上のため、万が一の災害に備え、取引先であるプロパティ・マネジメント会社(PM)/ビル・マネジメント会社(BM)などと連携しながら各種安全対策を行っています。

物件取得時のデューデリジェンス

気候変動などによる昨今の豪雨災害や洪水、台風などの被害増加を鑑み、物件取得時に過去被害を受けた実績がないかどうか、また官公庁が開示する「ハザードマップ」などにより当該物件が自然災害による被害発生予想範囲に存するかを確認しています。
地震に備えて、建物が耐震基準を満たしているか、PML値(注)が基準以上の数値ではないかをチェックしています。

「PML」(Probable Maximum Loss)とは、確率統計論的に475年に一度起こりうる建物の損失を想定し、その損失が再調達価格に対して占める割合(%)を表したものです。建物の地震リスク評価は、予想損失額(横軸)と地震動によりその損失が生じる年超過確率(縦軸)の関係を表すリスクカーブをもとに算定し、建物の耐震性能や地震動の性状などによる損傷の不確実性を考慮した損傷分布により評価しています。

浸水警報システム

「アールスタイルズ武蔵小杉」では洪水ハザード対策として、居住部に浸水が想定される場合に「浸水警報システム」を導入しています。24時間自動対応で、敷地内の浸水を検知した場合、1階に設置したスピーカーから警報を報知し、同時に警備会社にも転送。夜間にも速やかな避難を促します。

浸水対策

「浜松アクトタワー」と「オリックス不動産西新宿ビル」では、ゲリラ豪雨などによる浸水被害に備えて、止水シャッターや止水ゲートを設置しています。